企画書 (準備中)

敢えて問題のある場所に身を置く。アジトR34。

新宿から1時間、駅3分。若手アーティストが地元を巻き込み、なにやら構想中。09年8月にアスベスト調査予定。
構成は1F/有料駐輪場+不動産屋、2F/市長の選挙事務所+プロジェクト事務局(整備中)、3F/整備中、4F/廃墟状態、塔屋・階段室/ヒドイ。上階に行くほど、廃墟度が増してうれしくなる一方、呼吸が困難になり、屋上での深呼吸を本気でありがたいと思える程度。マスク着用。将来の健康をとるか、作品のイメージを優先するか、よく考えて行動して欲しいため、ロケハンは一度はお断りするつもりでいる。

半年後には、こうなった

2F/アーティストの公開制作スタジオ、3F/事務所サロン機能移転、4F/地元民の制作アトリエ、と変化あり。
かつてはガランと空いた虚無的空間がロケ地としてのウリだったが、利用促進に伴い小割り化する傾向。そこに生息するアーティストを借景にとお考えであれば、ロケ地利用もアリなのかもしれない。危ないよって言ったのに、未だアスベスト調査なされず。それを意に介さず進化する廃墟アジト。都心じゃなくたっていいじゃないか。若手アーティストにとって場所の確保はそれほど切実なのである。

内観写真





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